からすぃ ブログ

販売業や仕事での教育について心理学を利用した方法を解説しています

販売スキルに必要な心理学的クロージング術とは?

対面販売で何かを販売する際必要とされる「クロージング力」ですが、

勢いと表情だけで乗り切っている方はいませんか?

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もちろん勢いと表情は必要な要素ですが、人間の心理に基づいた

エッセンス(本質)というものを理解すると、

驚くほど簡単に販売成績を伸ばすことができます。

 

今回は人の購買心理を理解して、その上で『買いたくなるクロージング術」について

解説していきます。

 

 

1 そもそもクロージングとはなんぞ

 2 人の購買心理とは?

3 メンタリズムを使ったクロージング術

4 スティンザーの3原則

5 商品の1面提示よりも両面提示

6 ドア・イン・ザ・フェイス(譲歩的要請法)

7 フット・イン・ザ・ドア(一貫性の原理)

8 コントラスト効果で売りたい商品を誘導する

9 声の抑揚とテンポで掴む

10 トドメの自己開示でクロージングする

11 まとめ

 

1.そもそもクロージングとはなんぞ?
「クロージング」とは、営業活動において顧客と契約を締結することを意味しています。

 

要は「コレ買いますか?」「買います」というやりとりですね。

 

ただ、これもタイミングや言い方を誤ると

成約率が下がってしまうので、

お客さんの購買意欲が70%以上になっているかを判断する力が必要です。

 

クロージングが苦手な人の特徴として、

 

例えば

会話は弾むのに、『いよいよ、、』となるとなんて言ったら良いかわからない。

高額なものだとおすすめする気がひける。

切り出すタイミングがわからない。

とかですね。

 

クロージングは難しそうですが、販売業をする上での楽しさでもあるので

「自分が接客しても売れなかったんだから今は縁がなかったんだ」と

開き直った気持ちで取り組むと、力が抜けてレベルの高い販売員になれたりもしますので、

 

ノルマなどもあるかもしれませんが、グイグイやりすぎても結局リピート率が下がったり、

キャンセル率も上がるのでゴリゴリ過ぎるスタイルは嫌われるので

抑えるように心がけましょう。

 

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2.人の購買心理とは?

まず、人の購買心理の順を知っておきましょう。

注目(商品を見つける)
興味(どんなものか気になる)
連想(自分が使ったらどうか想像する)
欲望(自分に最適か、他にはないか考える)
比較検討(もっと良いもので、安く手に入らないか)
信頼(商品、メーカー、販売員への信頼)
行動(買う意思を固める)
満足(商品と販売員への満足)

 

このように人の購買心理は8段階に分かれているとされ、

特に『5』の比較検討にお客さんの心理が移った時、

どのようなアプローチが出来るかで成約率が分かれます。

 

個人的な数字ですが、初期購買意欲が30%あれば70%までは

その人の販売力で上げることができ、残り30%は商品が揃っているかで

決まると思っています。

 

では、どうやって購買意欲を上げてクロージングまで持っていくのか?

次の項目で紹介していきます。

 

ちなみに

購買意欲30%未満のお客さんを購入に至らせるには、

しっかりとした接客と少し強めなセールスが必要なので上級者向けです。

もし職種的に高額商品を取り扱うのであれば、

演技力と知識と度胸は必要ですので頑張りましょう。

 

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3.メンタリズムを使ったクロージング術

まず前提としてクロージングに絶対はありません。

 

どの言葉が良かったか悪かったのか?

これは常に体感してリサーチし続けることが本質です。

 

その中でも確率の高い方法として、メンタリズム式販売クロージングを紹介します。

 

これは先ほど紹介した購買心理を知った上で、

いかに「5」の段階でお客さんに「情報を与え続けられるか」

 

情報を与えた上で購入という「行動」に移してもらえるか?

が重要になってきます。

では具体的に例をあげていきます。

 

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4.スティンザーの3原則

心理学で「スティンザーの3原則』と言うものがあります。
(スティンザーはアメリカの心理学者)

 

会議などで、敵対する相手と対面で座る傾向がある
誰かの発言の後、次に発言する人は反対意見を言う傾向がある
進行役のリーダーシップが弱いと向かい合わせで私語がおき、強いと横同士で私語が起きる
チームの状態が悪い場合は会議を円卓にすると
1カ所に注目が集まらず公平な意見が出やすいとされています。

 

これを接客販売に応用すると、店員とお客さんの向かい合った構図を回避し(敵対関係)

となり合わせになるようポジションどりをします。(友好関係)

 

同じ目線で商品を選ぶことにより、店員とお客の構図が崩れ

親密感を出すことができるのです。

 

なお、可能であれば近づく時には心臓と反対側から近づく方が良いとされます。
(本能的に心臓側を守るため)

 

同じ目線で商品を選び、似合う商品で販売したい商品を誘導していきましょう。

 

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5.商品の1面提示よりも両面提示

 

商品の説明をメリットのみ伝えた場合と、

デメリットも伝えた場合では両面提示をした場合の方が

信用されることが多いと言うデータがあります。

 

もちろんデメリットを言うタイミングは難しいですが、コツがあって

先にデメリットをさらっと伝えた後にメリットを伝えると、

同じことを言っているはずなのにまるで印象が変わります。

 

例えば

①『こちらの商品は軽くて今トレンドなんですよ、ただ強度が少し弱くなるんですが、、』

お客さんの心理(トレンドで人気だけど壊れやすいのかぁ、、)

②『こちらの商品は少し細いので強度は下がりますが、とっても軽くて今のトレンドなんですよ』

お客さんの心理(強度は少し弱いけど、軽くておシャレなんだ、、)
いかがでしょうか?同じことを言っているのに印象変わりませんか?

 

デメリットを先にさらっと伝えた後にメリットを強調することで

販売における不安要素を減らすことができるのです。

 

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6.ドア・イン・ザ・フェイス(譲歩的要請法)
はじめにわざと大きめの要求を出した後、断られてから本命の要求を出すと

本命の要求が通りやすいことを言います。

 

悪い人だと本命の10万円を借りたいが為に、『100万貸して』から入り

『50 万』『30万』『20万』『10万』と言った要領で

お金を何回も借りに来るのでお気をつけ下さいね。

 

買うかどうかを迷っている人に言うセリフで

店員『この商品と、この商品を合わせたらものすごくシャレになりますよ!』

お客さんの心理(いや、そんなにいらないし断ろう)『いや、いらないです』

店員『では、今のコーディネートに合わせてこちらだけでも使ってみませんか?』

お客さんの心理(まぁ1つ断っちゃったし、これだけならいいか、、、』

店員(よし、最初にススメたかった商品を買ってくれた)

 

余談ですがこのテクニックは実は恋愛にも使えて、

好きな異性をデートに誘う時の技としても有効です

 

あまり仲良くなっていない段階で

『デートしよう!!』と言うと断られる可能性が高いので

少し高めの料理店名を出し、

A『テレビでやってたんですけど、〇〇食べたいので今度行きませんか?』

と少しハードルを上げて言ってみる。
(この時、いいよって言われても大丈夫なレベルのお店にしましょう笑)

B『えぇ〜そんな高いとこ行けないよ、おごってくれるの?笑』

A『そんなとこおごれませんよ〜。でも〇〇ならおごれますよ』

と言うとOKしてくれたりします。

 

これは『ドア・イン・ザ・フェイス』と『デート』という言い方を食事に置き換えた

2つの心理テクニックを使ってますね。

 

デートしましょうって言ってないのに結果はデートOKってことですよね?笑

このテクニックをさらに応用していくことができます。

 

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7.フット・イン・ザ・ドア(一貫性の原理)
こちらは簡単な要求をまず通した後、少しずつ要求を大きくしていく方法です。

人は1度YESと言うと一貫した態度でいようとするため、次もYESと言ってしまいやすい。

 

例えば

『こちらの商品はこのような商品です(説明を聞いてもらう)』

『こちらの商品を試して下さい(試着してもらう)』

『こちらの商品はとてもよくお似合いなのでいかがですか?』(買ってもらう)

 

このように小さな『YES』をさりげなく入れ込む事で、

単価アップにもつながるので覚えておきましょう。

 

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8.コントラスト効果で売りたい商品を誘導する
コントラスト効果とは、人間が無意識に複数の選択肢を

相対的に比較することを利用したテクニックで、

パターン1

A 25,000円
B 20,000円
C 15,000円
と言う商品の選択があった場合Bが相対的に安くて良いものだと感じやすい

人はバランスを求めやすいので、真ん中を選びやすいんです。

 

パターン2では

A  20,000円
B  15,000円
この選択肢の場合はBが選ばれやすいと言われています。

 

商品の選択順としてパターン2で商品の種類を選んでもらい、

その種類の中から極力パターン1の3択に誘導し、単価を上げにいくことが理想ですね。

 

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9.声の抑揚とテンポで掴む

 

男性店員が女性客を相手にする際、声をあえてワントーン下げ、

落ち着いたスピードで話すと好感が得られやすく、

女性は見た目を『可愛いい』『綺麗』と褒められるとどうあっても嬉しいものなのです。

 

また

女性店員が男性客を相手にする際は、はっきりした話し方と

少しブレーキをかけたような声(ささやくような)で話すと

好感を得られやすいです。

 

男性は『仕事がめっちゃできそうですね』『カッコいいですね』に弱いです。
特に話すスピードは、年代とお客さんのキャラクターに合わせて同じテンポにすると

同調効果を得られますので、声の強弱と合わせて利用しましょう。

 

10.トドメの自己開示でクロージングする

 

自己開示とは、商品をいよいよ決めに入る際

自分の感情や価値観などを、ありのままに伝えることを言います。

 

これにより、相手は『こんなことまで話してくれるなんて、、』と思ってくれ

『返報性の原理』(お返ししなきゃという心理)で

自分のことも打ち明けてくれやすくなります。

 

注意!!

ただ、ここでは何でもかんでも思ったことを言うのではなく、

『店員として演技された自分の意見』をこっそりお伝えしますねってことです。

 

ここでのキラーワードは

『他のお客さんの声ではここが良かったって言ってもらえました』

『販売員的にはこっちなんですが(値段の高い方)、僕的にはこちらがオススメです(少し安くても似合っている方)』

『僕はこちらが好きですね!!』

『似合ってなかったらちゃんと言いますからっ』

『この商品を使って欲しいです』

 

と言ったワードを使ってみましょう。

あとはそのお客さんが使うワードとかもいいですね(口癖とかを真似する)

 

そうすると店員の本音を引き出せたと思ってもらえるので、

自分の思っていた決断とマッチした際は購入に至るでしょう。

 

このキラーワードにたどり着くために、上記で書いてきた心理学的メンタリズムを利用し

クロージングを確率の高いものにしていきましょう。

 

他にもたくさんクロージングキラーワードはありますが、

 

大事なことは

いかに店員のオーラをなくし、

物知りな友達に一緒に選んでもらえてる感を伝えられるか

が出せればOKということです。

 

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まとめ

今回は販売スキルに必須であるクロージングスキルについて書いてみました。

 

心理学的要素をそこそこ書いたので、全てを意識的に行うのは訓練が必要ですが

簡単なものや、自分のキャラクターに合わせて取り入れていただけると

販売スキルが格段にあがると思いますので、

参考にしていただければ幸いです。

 

クロージングが意識的に決まるとやみつきになるので、

楽しんで販売をできると仕事もナチュラルに楽しいと思えて

いいかもですね。

 

販売成績が高い販売員の雑談力を聞き逃すな!!

どこの組織にも必ず販売能力の高いエースプレイヤーがいます。

 

普通の販売員とエースと呼ばれる販売員との違いはなにか?

それはお客さんとの『雑談レベルが高い』ことが関係しています。

 

今回は普通の販売員がエースに近づく為の思考と、雑談スキルを記述していきます。

なお、内容が販売員の技術が黒すぎるので販売員の方以外は見ないようにお願いしますね。

 

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目次 

1 販売成績が高い販売員は先天性?
2 優秀な販売員は話す力と聞く力のバランスが絶妙
3 話の始め方と広げ方と盛り上げ方
4 まずは売れる販売員の雑談テンプレートをコピーする
5 まとめ

 

1.販売成績が高い販売員は先天性?

 

みなさんが買い物に出かけた時に、そこまで欲しくなかったけど

ついつい買ってしまったといった経験はないでしょうか?

 

もともと興味はあったのかもしれませんが、何故か買ってしまった、、

その背景には優秀な販売員さんの力があったのかもしれません。

 

そもそも優秀な販売員さんとはどんな人を想像しますか?

 

まず見た目が可愛かったり、カッコ良かったり、

笑顔が素敵だったり話し方が心地良かったりと、色々な要素が出てきますよね?

これってその人の個性ですよね。

 

じゃあ見た目が良くなかったら売れないのか?というと、そうでもありません。

(もちろん最低限の身だしなみは気をつけた方が成約率は上がりますが)

 

先天的にフェイスがキレイな人は自分でわかっているので、もちろん活用していますよね。

 

でもフェイスが良くても無愛想だったり、話が下手だとあんまりだったりもします。
(むしろフェイスが良かった分のハードルが上がってるので、対応が悪いと満足度はめっちゃ下がります)

 

むしろハードルが低いスタートの方が、対応さえ良ければめちゃくちゃ満足してくれたりします。(個人的にはフェイスハードルが低い方が満足度を上げやすいと思っています)

 

そして先天的にできる人は意識せず出来るがゆえに、

意識的にすることが苦手だったりします。

 

つまり後天的に鍛えられた人の方が強かったりします。

 

では具体的に能力を発揮するためにはどうしたらいいか?を書き出していきます。

 

 

2.優秀な販売員は話す力と聞く力のバランスが絶妙

 

できる販売員は、自分から商品の説明をひたすらすることはしません。

基本的にはお客さんに話をさせる為の質問を少しだけ投げかけ、

聞き手に回ることが多いです。

 

お客さんが商品に興味を持った体勢になったのを見てから説明を始めるので、

お客さんにはスッと言葉が入るということですね。

 

聞く為の質問力に関しては、また別の記事で紹介したいと思います。

 

3.話の始め方と広げ方と盛り上げ方


売れない販売員は、なんて声をかけたら良いか準備せずにいきなり接客に行くので

テンプレ言葉しか言えません。
(よろしければご試着ください)や、(こちらセット価格でございます)など

 

売れる販売員はいきなり商談なんてしません。

 

友達と会っていきなり商談する人面白いですか?怖いですよね。

 

もちろん接客業なので販売が目的ですが、入り口が商談になるとお客さんは引いてしまう
(いや、見てるだけなんで、、みたいな空気になります)

 

なので、話の始め方は友達と待ち合わせで会った時みたいな顔(これ大事)で

世間話から始めます。

 
 

そして大きなテーマを見つけて話しだすこと。

天気の話(気候、温度)
持ち物の話(買い物袋など)
服装の話(チャームポイントを見つける)
今日の出来事の話(時事ネタ)
時間帯の話(ご飯など)

 

全然商品と関係のないところから入るほど良いです。

 

まず1から5の大きな分類のどこかから入り、

重要なのは話を広げるために

(自分)質問→(お客)あいづち→(自分)質問 で終わるようにする。

 

インショップなどの場合で
『2』をテーマの入り口にしてみると

自分)たくさんお買い物してますね!
お客)そうですね
自分)何買ったんですか?
お客)〇〇です
自分)へぇ〜それ便利そうですね!!どうやって使うんですか?

 

みたいな感じで興味をもったリアクションで返していき

お客さんに話をしてもらい、話の中でうらやましそうに話したりすると

とても気分が良くなってくれます。

 

そのあとで、『じゃあうちの商品も見ていってくださいよ〜』と誘導し

『じゃあどんなのがあるの〜』と言わせて商談に入るパターンですね。

 

テーマはなんでもいいので、商談以外の質問を自分から投げかけて、

相手のリアクションに興味を示して雑談するということです。

 

相手がこちらの質問に答えてくれて自分の話をしてくれた場合は、

あいづちやスルーは絶対ダメです。

 

全力で承認(褒める、羨ましがる)しましょう。

顔にもリアクションを出していくと、より好印象ですね。

 

また複数人と同時に話す場合は、相手の話し方の特徴を観察し、

『話役』『聞き役』『リアクション役』を見て、

自分はどれかの空いているポジションに入れたらより親密感を増すことができるので、

会話の『隙間』を見つけられるように普段から人のキャッチボールに

自分が入った時のイメージをしておくことが大事です。

 

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4.まずは売れる販売員の雑談テンプレートをコピーする


とは言えいきなりそんな話方できねー。。と思う方もいるかと思います。

では、売れる販売員の一連の流れを1度は観察して見ましょう。

 

おそらく自分にはできないわ、、、と思うネガティブさんもいると思いますが、

そのままコピーしなくていいんです。

 

話の切り口と、返す言葉を聞き取って『自分の言葉で言うならどう伝えようかな?』

と考える思考から始めて1つでもできるテンプレを増やしていくと

先天的に売れているエースに対抗できるスキルが身につきます。

 

まずは意識的に、やがて無意識的にできるように1つずつ変化をしてみましょう。

 

まとめ

 

今回は売れる販売員になるために必要な雑談力について書きましたが、

実際にはいろんなパターンがあるので全て書くことはできません。

 

大事なことは

普段から無策で接客するのではなく

話す為の助走(顔)、話を広げる為の興味(雑談知識)、

話を聞いた時の感動(相手をハイにさせる為のリアクション)

を頭で意識しながら接客してみましょう。

 

失礼のない言葉で友達のようにお話ができれば、

あなたはもう売れる販売員ですので、

販売に必要な雑談力と言うものを意識してみてはいかがでしょうか?

すぐやる人とやらない人 改善すると睡眠の質まで変わる話

仕事や日常の習慣で、『すぐに行動にうつせる人』は、

時間管理と優先順位づけがうまく、日々の達成感を感じやすいので

人生においても幸福感が高いというデータがあります。

 

 

今回の記事は、やろうと思ったことを優先順位をつけながら時間管理できる人と、

そうでない人とはどのくらい幸福感が違うかを解説していきたいと思います。

 

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目次 

1 すぐやる人の思考
2 すぐやらない人の思考
3 1日の目標を書き起こす習慣
4 まとめ

 

1.すぐやる人の思考

 

ものごとをすぐにやる人は、自分のモチベーションが

『明日には変わるかもしれない』ことを知っている人です。

 

今出来ることを今やることが、未来の自分の為になることを理解しているからと言えますね。

 

もちろん思いついたことをただやることが良いのではなく、

今やるべきなのか?を1度考えた上で実行に移すという

「選択」をしているかしていないかの違いです。

 

明日に仕事を回した方がいい時もあるでしょうし、

今やった方がいい時もあるでしょう。

 

それらを「選別」と「選択」できる人は、日々の達成感が違います。

 

苦手な人もいるかも知れませんが、今後の人生において確実に「得」な思考ですので、

少しでも良いと思うので、変化をする思考を身につけてみましょう。

 

2.すぐやらない人の思考

 

ものごとをすぐにやらない人は、自分のモチベーションを

明日も保ち続けられると思っている人です。

 

人は寝たら頭をリセットします。いいことも悪いことも、、

 

すぐやらない人は、今やるべきことを普段から「選別」せずに

目についた「やりたいこと」を優先してやる傾向があります。

 

1つのものごとを1つずつしか出来ない人は、

「選別」をする練習を普段から習慣化していないので、

いきあたりばったりで時間を消費していきます。

 

別にいいんですけどね、、時間は人それぞれ平等に与えられたものなので、、、

 

ただ、、、1つ気にしてほしいことは

「あとでやる」ことが習慣化している人は

「すぐにやる」人の時間を奪っているのです(これはもう怒りですよほんと、、)。

 

例えば

A「ここ散らかしたのだれ?

B「あぁ、Cさんだよ、あとでやるって」

A「え、Cさん今違うことしてるけど?」

B「じゃあもう片付けましょうか、、他の人の迷惑になるし」

といった感じわかります?
 

当の本人は、「あ、やろうと思ってたのに誰かやってくれてるわ。さんきゅー」

程度に思ってるか、気づきすらしてない場合が多いですね。(ほんと、、ね、、)

 

しかしこれはどこの組織でも絶対にいる人たちです。

人という字の支える側が損をするという理不尽さですよね。

 

ちょっと厳しいかもしれませんが、普段からやることを「選別」していない人は

人の時間を奪っていることに早く気づきましょう。

 

時間は金より価値が重いんですよ、、?

 

しかし、これらは毎日の意識変化ですぐに直すことが出来ますので、

落ち着いて改善方法を次の項目で解説していきますね。

 

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3.1日の目標を書き起こす習慣


まず、なんでもいいのでメモを用意します。

すぐやる習慣をつけるために始める1歩は、

『毎日すること』と『その日にすること』を別に分けて書き出していきます

毎日必ずやること
10時 〇〇   
12時 〇〇
15時 〇〇
17時 〇〇
19時 〇〇

 

今日やること

1 〇〇
2 〇〇
3 〇〇
4 〇〇

優先順位をつける

 

簡単にまとめるとこんな感じですね。

毎日やることは体で覚えていたら書かなくてもOKですが、

僕は忘れやすいので毎日やる作業で大事なことは一応書いています。

 

あと特に大事なことは、優先順位をつけて

『毎日やること』と『今日やること』を

比べて1つの時間わりにまとめることです。

 

『ふ、こんなの簡単じゃないか、、書くまでもないぜ』

と思った人は、おそらく自分の作業が抜け落ちていることに気づけていないパターンの人です。(はい、アウトー)

 

なぜなら、ここに書くことはあくまで最低限することで、

突発的にやることは増えていくからです。

 

仕事をしながら次のことを考えられる人間のキャパは、大体2つか3つまでです。

それを超えると1つのことすら忘れやすくなります。

 

1つのことを忘れると、普段できる作業も忘れやすいので、

書き出しておくことで頭の中を可視化(目でみて再確認)できるんですよね。

作業を完了したら線で消していき、終わる頃に全て消えていたらミッション完了です。

 

意外とこの線を引いて、完了していくゲームのような感覚で仕事をすると

時間が過ぎていくのが早かったり、ミッション完了できた時に

ドーパミン(達成感からくる幸福感)を味わうことができるので

パーキンソン病対策にも効果的なんです。

 

余談ですが

高齢になるとパーキンソン病になりやすいのは、

普段からドーパミンを出す訓練をせず暮らしてきて

体が老化と共に思考能力を低下させていくからと言われています。

 

ですので、書かなくてもできるかもしれませんが、

書くことで体にいいこともあるし仕事の生産性も上がるので、

書かない理由はありますか?ということですね

 

初めはうまく時間を管理したり、組み込めないこともあるかと思います。

いきなりできる人なんていたらそれは高性能にプログラミングされたロボットですよ。

 

そんな人いませんので少しずつやってみて、

1日の終わりに

『仕事に疲れて体がただただ重たい』のか、

『体は疲れているが頭は軽い』のかを体感してみてください。

 

おそらく睡眠の質も向上するので、疲れも抜けやすくなって

いいことばっかりなんですよね。

 

『ほんとかよ、、めんどくさい、、』と思った人は、

普段の仕事でよくあくびをして眠たくなっていませんか?

 

それは日々達成感がなく、睡眠で脳が休めず普段の思考能力を

低下させているサインなのです。

 

まぁ単純に睡眠不足なこともあるでしょうが、仕事中よくあくびをする人は

ドーパミンが減ってきているサインかもしれませんよ?(あぁ怖い、、)

 

 

まとめ

今回は仕事をすぐやる人とやらない人を比べて

どんな違いがあるかを解説してみました。

 

生産性の差や、体調の管理まで変わってくることがわかりましたでしょうか?

 

他にも日々のルーティーンを取り入れることで、モチベーションの向上などもできますが

それはまた別の機会に書いていきますね。

 

大事なことは

必要な作業をメモに書き出す
優先順位と時間わりを作る
線で消して達成感を得る
睡眠の質を上げて体を癒す
小さな変化に対応する思考を持つ

 

小さな変化は大きな変化を生み、あなたの生活を今より幸福的なものに変えるでしょう。

この小さな思考の変化を体が老化して頭が固まる前に

やりますか?やりませんか?

 

それはあなたが『選択』してくださいね。

メンター制度 メンターを育てないとメンティーは辞めていく話

メンターメンティー制度は、近年企業に導入されつつありますが、

まだまだシステムを改善していく必要があります。

 

最も理想的である

「教えることが好きで上手いメンター」と、

スキルアップが好きで素直なメンティー」を目指し、

 

まずは「教えることは好きだけれど、教え方が下手なメンター」が、

『教えることも上手いメンター』になる為の方法を書きたいと思います。

 

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目次 

1 メンターの意味は、まだ周りに理解されないことを知る
2 教えるでは足りないことを知ること
3 伝え方にはやり方がある
4 まとめ

 

1.メンターの意味は、まだ周りに理解されないことを知る

 

メンター制度は、まだまだ組織に重要性を理解されていません。

メンターのペアが仕事の合間の空いた時間を見つけて

教育の場をつくったとしても、周りからは「もっとまわり見ろよな、、、」

みたいな声が聞こえたりするものです。

 

大抵そういう人は、ひまつぶしに嫌味を言っているだけなのですが、

タチが悪くなるとメンターの教え方に茶々をいれてきたりします。

 

じゃあ最後までその人が教えるのか?と思ったら、

教えた責任は負いたくないので言いたいことだけ言って去っていきます。

最後まで責任を取らない茶々いれですね(時間のムダです)。

 

メンターが職場での権威が弱いと、メンターもメンティーも方向性を失い、

この制度が意味のないものになる場合がありますので

まずはメンターメンティー2人の関係性を固く結ぶところが、

大切な1歩目になることを知っておきましょう。

 

職場環境が良ければ、出来ればメンター自身がわからないことを聞きやすい

ある程度権威のある先輩に協力してもらう方がいいでしょうね。

 

2.教えるでは足りないことを知ること

 

教育とはメンティーが理解する方法を模索し、

理解できたことをメンターが確認するところまでが7割、

メンティーが自ら復習をして理解することで10割だと考えます。

 

教えるだけならメンター制度は必要なく、

メンティーが質問しやすい環境や、相談相手になれることが必須ですね。

 

教えるのが下手な人は、伝え方が苦手なのです。

 

伝え方が苦手ということは、本質を理解していない可能性があるので、

ただ単に

「自分は教えるのが下手だから、、」と思わずに

「自身の成長するチャンスだ」と思える思考になると、1つレベルの上がった

自分になれたりするので諦めない方が楽しいですよ。

 

 

3.伝え方にはやり方がある


教えることが苦手な方へ

これを意識して接していけば自身の成長も加速的になる方法を書きます。

 

まず、人に伝える方法は無限にあります。

しかし、対象者に伝える方法は数えるほどしかありません。

 

どういうことかというと、人にはいくつも心の扉やスイッチが隠されていて、

聞く意思がない時に話しても時間のムダになるんですよね。

 

先輩の説教をだらだらされると、何に怒られていたのかわからなくなるやつです。

説教する側は、ここぞとばかりに昔のことなども思い出して

悦に浸るタイム突入ですね(早くおわらないかなー)。

 

はじめはその人のミスを少なくしようと思って言っているのでしょうが、

気分が乗ってくると、あれもこれも言いたくなり

聞く側もはじめは反省していたのに、だんだん疲れてきてしまい

ただただ終わるのを待つだけの思考に変わります。

 

これが会社でよく上司が部下にする洗脳説教です。

 

 

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良い説教とは、

ダメだったポイントを明確にして伝え、

どうしたらよかったと思うか?を考えさせ、少しヒントを出し、

その人なりの答えを出させ、『こうした方がよかったかもね』と方法を伝え、

ミスを引きずらないようにケアすること

これを繰り返すことで成長してくれます。

 

説教が下手な人は、おそらく話をまとめることが出来ない、

思いつき説教でストレスを発散しにきているだけの

『仕事できない人』なので、極力離れましょう。

マジに話し合うだけ無駄です。

 

少し寄り道してしまいましたが、、、

 

どうやって『今聞く気があるのか?』

を見分けるかは心理学的メンタリズムになりますが、

 

簡単に言うなら

目はどこを見ていて、顔はリラックスしている状態なのか?

 

話をしているのがこちらだけでなく、相手からも話してくれているか?

『ここを褒めると喜ぶな、、』とか、

 

趣味の話をしたり雑談したり、、(雑談も少しならとても有効)
とにかく意識をこっちの話を聞きやすくするということ。

 

マッサージもいきなり強く指圧されると痛いですよね?(マッサージ行かないか?)

ゆっくり体をほぐしてからツボを押さえてきますよね?(心のマッサージですよ?)

 

こちらの話を伝えたいところを我慢して、

間違っていても、相手の話を最後まで聞いてあげること。

 

『自分はこういう意図で考えてやったんです!』と言いたいのを聞いてあげましょう。

そこから、『こうした方がこうだったかもよ?』と違うアプローチを教えて

 『そういう考え方もあるのか、、』と思わせることが必要です。

 

むやみに否定だけされると、扉はかたく閉ざされやすくなります。

1度かたくなった扉は開くのが困難になりますので、

否定的なワードは、やる気スイッチを見えなくさせるだけですので

教え上手には必要ないので捨てましょう。

 

ただ、

出来ない、やらない、言い訳をしてきた時は

なぜすぐにやれなかったかを言わせて、

優先順位や時間の大切さを教えてあげることも大事ですね。

 

ベテランでも優先順位と時間の管理をできない人は多いです。

 

その人のツボというものは、こちらが包み隠さず本心を話さないと

現してくれないものです。

 

ただ聞くのではなく、返報性の原理を使い

(センシティブな情報を聞いてしまったので、自分の話もしないとな、、というやつです)

 

自分の過去の失敗談などして、自分もいつかはこんな先輩みたいになりたいな、、

と思わせる人間力は鍛えましょう。

 

つまらない先輩ヅラをせず、家族や友達のように接する気持ちが相手の心の扉を開いて、

どんな話も聞きたいです!ウェルカムモード!!

にすることが、メンターに求められるスキルです。

 

まとめ
今回はメンターとして、教えることが苦手な方へ

いくつか教え方を提案しました。

 

これもあくまで方法です。

 

大事なことは、

その人に合った『今聞く耳になってる状態』にする方法を意識する。
話を聞き出しやすくするために、こちらのセンシティブな話をする。
説教は短く、その場で自分の解決策を考えさせ『こういうやり方もいいかもね?』と教える。
優先順位と時間の管理の大切さを伝える
1日の目標(今日はこれを教えるよ)を先に伝え実行する
つまらないプライドは捨てて、人間力で尊敬させる

 

これらを全部できればそれなりに良いメンターだと思いますが、

苦手な方は、1と3と5 できれば6

のポイントをおさえられるようにしてみましょう。

 

これらを習得した時、今まで自分の仕事だけしていた景色から

違うものが見えるおもしろさを是非とも知っていただきたいです。

作業効率を格段に上げる為に身につけるべきスキル 時間管理編

みなさんは普段仕事をどのように始めていますか?

 

前回やり残した仕事があれば、それからでしょうか?

目についたものから始めるでしょうか?

 

1年以上同じ職場で働いていたら、

1日の仕事の流れがだいたいわかってきていると思います。

 

与えられた仕事の範囲もあると思いますが、

そこそこキャリアを積むと任される仕事も出て来ますよね?

 

今回は漠然と仕事を始めてしまい時間の使い方を『損』している方に向けて、

1日の積み上げ(やることを書き出す)を推奨するお話をしようと思います。

 

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目次 

1 出勤時間10分前には仕事を始める準備を終わらせる
2 1日のやることリストをメモ紙に書き出す
3 他人の作業内容を少しでも把握して、優先順位をつける
4 頼まれた仕事を断る
5 「あとでやるを作らない」
6 まとめ

 

1.出勤時間10分前には仕事を始める準備を終わらせる

 

1日の始まりは就業10分前にはすぐ動ける状態にしておく。

 

出勤時間がギリギリだと仕事の段取りを組むのにすでに遅れているからです。

 

たった1本早い電車や、10分早く家を出るだけです。

 

夜更かししてテレビを見たり、ゲームをしたり

睡眠時間を減らしてでも楽しいことはしたいものです。

 

仕事とは、遊ぶ為の仕事であるべきと思いますが、たくさん遊んで睡眠時間を

少しでも増やしたいのなら思考を『早く仕事を終える思考』に変えなければ

遊ぶ時間が少なくなり、どんどん睡眠時間が少なくなっていくのです。

 

趣味の時間はもちろん大切ですが、

その時間を作り出す為の時間管理を意識的にすることで

結果、好きなことをする時間が増える思考をもちましょう。

 

2.1日のやることリストをメモ紙に書き出す


就業が開始する少し前に、新しいメールのチェックや

前日からの引き継ぎなどを確認しておきましょう。

 

そこから1日の作業リストをメモなどに箇条書きしていきます。

 

ある程度箇条書きが出来たら、今度は優先順位をつけて番号をふったりしましょう。

 

終わった作業にラインを引いて消していくと、

全部消えた時に達成感から脳内に分泌されるドーパミンが出ます。

 

達成した時に出るドーパミン(快楽)をどんな小さな仕事でも

味わう習慣をつけると仕事が楽しく思えたりするものです。

 

3.他人の作業内容を少しでも把握して優先順位をつける。

 

優先順位をつけることに慣れておくと突発的な仕事が入った時の判断力が鍛えられます。

 

もし上司から追加の仕事を頼まれても、

作成していた優先順位に組み込んで流れをつくる癖をつけておくと

複数の仕事を同時進行させる技術も身につきます。

 

少しテクニックがいるので練習は必要ですが、、

 

例で解説します

 

具体的には

自分が1から10までやらないといけない仕事を

自分が1から3までやったら、あとは違う人でも出来る場合は

仕事を人に任せるようにします。

 

すると4から10までやっていた作業分の時間が手に入り

違う作業を始められますし、

同時に2つの作業を進行させることができるからです。

 

もちろんなんでもかんでも任せると

任された側から嫌な顔されますし(その人の時間を奪うので)、

作業を管理しきれなくなる場合があるので慣れるまでは少しずつ任せて、

所々で進捗を確認したり当たり前ですが、感謝の言葉をかけたりしましょう。

 

特に大事なことですがいつも仕事を任せている人の仕事を

たくさん手伝ってあげることも大事です。

 

任せるだけだと相手のモチベーションも下がるので、

自分が空いている時は進んで手伝ってあげることが

結果的に時間の短縮になることを知りましょう。

 

ちなみに注意ですが、

 

人に仕事を頼むからには自分はそれ以上の仕事をしている姿勢を見せなければいけませんので

気をつけて仕事は振るようにしましょう。

 

慣れてくるとチーム全体を巻き込んで

生産性を上げることも可能になります。

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4.頼まれた仕事を断る


仕事を頼む時には頼む相手がどんな仕事をしていて、

今は空いてるだろうな、、とわかる時になるべく仕事を振りましょう。

 

自分が仕事を振られた時のことを想像してみてください。

 

仕事を色々やっている時に、ただただ追加の仕事を強制されることほど

モチベーションが下がることはないでしょう。

 

どうしても仕事を振りたい時は、

『どのぐらいの重要度だから出来ればいつまでにやってほしい』と

無理のない仕事量か判断して任せる仕事を振りましょう。

 

よほどの緊急時以外は

自分の頼む仕事が絶対最優先だとは思わないように、、

 

もちろん自分がやった方が早いなら自分がやればいいですし、

相手の力量を無視して仕事を振るのは時間を無駄にする可能性が高いです。

 

ミスされる可能性も出てきますし、

任せる人がしている他の仕事のミスにも繋がりかねません。

 

また、同じように仕事を振られた時に

自分の仕事のパフォーマンスが下げられそうな仕事は断りましょう。

 

断れないならその仕事を自分の最優先にして、

自分の仕事の優先順位が低いものを誰かに振れるように周りを見渡しましょう。

 

上司に言われた仕事は断りずらいですが、

意外と優先順位は低い時もあるので 重要度と期限を確認して

自分の仕事の優先順位の中でどの位置に入るのかを整理して作業をしましょう。

 

5.「あとでやるを作らない」


基本仕事はあとでやろうとしないことです。

 

『ちょうど昼ごはんのタイミングだから、、』とか『休憩の時間だから、、』と

あと回しにすると仕事の内容を忘れたり、

急な仕事を振られた時に、どんどんあとまわしが増えてミスが出ます。

 人間の覚えていられる量なんて2つか3つまでです。

 

それを超えると逆に全部忘れるリスクがつきまといますので

どうしてもあとまわしにする時は1つか

どれだけ抱え込んでも2つまでにしましょう。

 

まとめ

今回は作業効率を格段に上げる為に身に付けるべきスキル 『時間管理』編を書きました。

 

時間をお金に変える労働をしている方は自分の時間の価値を知るべきですね。

 

仕事をだらだらして残業代を稼ぐやり方はこのご時世もうできません。

 

ではどうやって時間を作り出すのか?を意識的にすることで、

つまらない仕事であってもやりがいと達成感を感じて睡眠にも良い影響を与えます。

 

ほんの少しでも良いので人類最強の敵『めんどくさい』に打ち勝ち、

 

質の良い生活の時間を手に入れましょう!!

めんどくさいと思う癖がつくと現状維持出来なくなる危険思考とは?改善5選

人類最強の敵とは何か?

日常生活の中で潜む危険な思考とは、

 

「まぁいいか」と「めんどくさい」と「すみません」を安易に使うことです。

 

今回は誰もが心の中で思いやすいワードの

危険思考について解説と対策をしてみようと思います。

 

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目次 

1 現状維持をする為には上昇思考を持たないといけない
2 安易に言葉を発してはいけない
3 自分を俯瞰で見ること
4 無理しなくてもいい
5 自分に負けないようにする為に
6 まとめ

 

1.現状維持をする為には上昇思考を持たないといけない

世の中には上昇思考と呼ばれる『意識高い系』の人と、

『普通の人』と『意識低い系』の人が存在します。

 

意識高い系の人はとにかく熱く、行動力もハンパないです

だって意識高いもの、、。

 

みんながゲームしたり、お酒呑んだりしている間も

お金や夢や目標の為に行動をして成果を出しています。

 

もちろん人それぞれの生き方があるので、誰がすごいとかダメだとかはないんです。

 

で・す・が・

 

目標を持っている人と持っていない人とでは、

肉体の老化や幸福度にも影響することをご存知でしょうか?

 

とある研究によると目標を持って生活をする人とそうでない人とでは、

肌の老朽化(つまりは老化)のスピードが1.5倍違うらしいです。

 

つまり

大きすぎる目標(実現不可能)は置いといて、

小さな目標(今日実現可能)は毎日持った方が幸福度が高くなるということになります。

 

なので、現状の生活を維持する為であっても、

少しは上昇志向を持たないと肉体的にも経済的にも衰退してしまうということです。

 

誰しも仕事や何かを始めた時はがんばります。

しかし、いつしか慣れてくると

惰性で動く思考に変化してしまいます。

 

これが「めんどくさい」思考に襲われている状態ですね。

 

気づかずにほっておくと、人間はどんどん自分のハードルを下げていき

肉体の衰えと共に思考も「年をとったからしかたない」と思い、

さらに下降思考に陥って老害と呼ばれる存在になります。

 

みんな「なりたくない」と口では言うのですが、

簡単に思考を変えることが出来る20代ならまだしも

30代を超えると慣れた思考が安心するので

簡単には変わることは出来なくなるのです。

 

 

2.安易に言葉を発してはいけない

 

「まぁいいや」「めんどくさい」「すみません」を

普段から言葉に出していませんか?

 

言霊というものがあるように、人間には発した言葉を実現する思考があります。

 

 

プラスに働く時は効果がわかりにくいのですが、

マイナスに力が働いてしまう時は目に見えて現れます。

 

ですので、そんなに大げさに言っていない気持ちでも、

ネガティブな発言をすると脳が反応してしまうのでどうせならポジティブな発言をするか、

ポジティブなパートナーや友人と時間を共有した方がいいですね。

 

人の熱量は同じ温度の人と共有しないと辛いものです。

 

楽に見えるかもしれませんが、あまり温度の低いグループにいるとそれが最低ラインとなり、

どんどん温度が下がったり温度を上げようとすることがダメな空気になったりします。

 

なるべく早く脱出することをオススメします

 

言葉は自分だけでなく他人からも発っせられるので、

同じ価値観の人がネガティブだと2倍ネガティブになります。

 

逆にポジティブな人と一緒にいれば多少落ち込んでしまっても回復しやすくなるので、

無理のない温度のグループやコミュニティを探しておくといいですね。

 

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3.自分を俯瞰で見ること


「めんどくさい」の対処法としては、

自分を俯瞰(ふかん)で見ることが大切です。

 

もう1人の自分に見られてるっていう意識のことですね。

 

これは自分でなくても先輩とか後輩でもいいですが、

自分がその人の前ではちゃんとしてしまう人物を想像するといいですね。

 

僕の場合は後輩だったりすることが多いです。

 

後輩に厳しいことをいうこともあるので、

「それだけ偉そうに言うんだから自分はちゃんとしてるんすよね?』

っていつも自分に言いきかせるようにしています。

 

自分一人だと結構すぐにサボってしまうので、

尊敬する先輩に見られていると思ったり学校の先生に見られていると思ったり、

人それぞれ自分が少し背筋が伸びる人物を想像すると効果的ですね。

 

4.無理しなくてもいい


とはいえ常に全力なんて疲れてしまいますので

あくまで自分のペースでOKですが、

 

同じ目標がある人を、知り合いやTwitterなどで探して

自分との頑張り具合は比べても良いかもです。

 

あまりにも頑張りが足らないと感じるなら、

目標に対しての熱量が少ないことがわかるので

そこでやめて方向転換するのもありですね。

 

熱量が少ないことをダラダラやる時間より

少しでも熱量を上げられることに時間を費やすべきです。

 

それが思いもかけない自分のスキルや経験になったりするのが

現代の面白いところですよね。

 

なので無理はしなくて良いですが、目標に対しての熱量が

周りと比べても明らかに向いてないなと思えたら、

目標の方向転換をするようにしましょう。

 

5.自分に負けないようにする為に


自分の知り合いやTwitterなどで

やることを宣言することをお勧めします。

 

あまりにも遠い目標は実現まで遠すぎてイメージがつかないので、

 

例えば

 

ミュージシャンになりたい!!という目標が出来たら

宣言するのは今週中に曲を1曲作る!!とか

 

来週からボイトレ始めて歌いたい曲をマスターする!!とかで良いと思います。

 

あとは彼氏彼女が欲しい!!とかなら

 

まずは見た目を変える為に良い美容院をリサーチして予約入れた!とか、

料理のレパートリーを週1で増やしていく!!とかで良いと思います。

 

なんでも良いので必ず大きな目標に関係する項目で

少しずつ行動を起こすことです。

 

小さな目標を少しずつ重ねて達成感を得るうちに

大きな目標に確実に近づきます。

 

そこからたとえ道が変わったとしても

継続して自分が起こした行動はスキルとなり、

必ずあなたの人間力を高めていることは間違いありません。

 

大事なことは

大きな目標を立てる
関連した小さな目標を宣言する
小さな目標を行動に移す
最低半年やってみる
熱量がもたなかったらやめて方向転換する
目標→継続→目標→継続

この繰り返しですね。

 

いつか熱量が続くものに出会えるハズですので、

目標を探すことだけは常に頭の隅にいるようにすると

自分に負けにくくなりますよ。

 

まとめ

今回は

『めんどくさいと思う癖がつくと現状維持すら出来なくなる危険思考とは?』

について書いてみました。

 

人類最強の敵『めんどくさい』に打ち勝つ為には、

自分を監視するもう1人の存在を作りだし安易にネガティブな発言をしないことです。

 

誰しも楽な道に行きたいと思います。

しかしながら楽な道には単調な道しか現れません。

 

苦しい道は山を越える度に新しい発見や、

新しい自分に出会うことが約束されています。

 

あなたは先の見えた平坦な道で何の成長もなく歩き続けるのか?

 

苦しくても成長する道を選ぶのか?

 

それはあなたの人生ですので

自分の好きなように生きていただければ良いと思います。

心理学を利用した人材教育は生産能力を3倍高める必須スキル

世間的に「心理学」「メンタリズム」が以前に比べて浸透してきてる気がしますが、

まだまだ会社などの教育プログラムには浅くしか取り入れられていない印象がします。

 

まぁ心理学とメンタリズムは目的がちょっと違うので

ここでは似たようなものだ、、くらいでOKです。

 

企業の教育プログラムに取り入れることで、確実に数字を伸ばすことができるのに

なぜ企業は心理学を重視しないのでしょうか?

 

今回は心理学を利用した人材育成方法について解説していきます。

 

 

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目次 

1 現代社会の教育システム
2 心理学を使った教育とは?
3 コミュニケーションスキルとは?
4 教育者としてのカリスマ性
5 まとめ

 

1.現代社会の教育システム

現代社会の教育システムは旧式が多いです。

なぜかというと、トップ経営者が年配だからです。

 

憲法も同じですね。今の時代に合わないものがあっても、

1文字も変えることは許されない風潮が今の日本です。

 

その点、経営者が若いとルールが現代に沿っているので

問題があった時などにも柔軟に変化して対応している企業は伸びていますね。

 

古き良きルールに縛られた中で、トップに物申したところで

今までそれで成功してきたのだからそれでいいじゃないかってことですね。

 

一族経営などは変化させることは特に難しいでしょう。

 

なぜならトップが年配の場合、その下が若くてもその下は年配の現場人がいるからです。

がんばって変えようとしても、変化が出来ない上と下から叩かれて終わりだからですね。

かなりの熱量がないと、この変化を拒む世代には勝てないのです。

 

とはいえ企業は数字を伸ばしたいはずなので、

販売業は特にトップが変わる前に準備をしておかなければ衰退していくでしょう。

 

2.心理学を使った教育とは?

それでは、心理学を使った教育とはどのようなものなのでしょう?

主に販売業をされる方には必須スキルですので、

知らない人とはかなりの差がつくと思いますので身につけておいて損はないと思います。

 

 

心理学的メンタリズムとは


人の深層心理を読み驚かせることを意識的に行うことです。

 

もちろん無意識にできる人もたくさんいます(ナチュラルにコミュ力が高い人とか)

女性の勘が鋭いとかはこの類いのものですね。

 

それは人それぞれ生活環境や、人生観など色々あるので得意不得意はあると思います。

 

ですが、心理学とは身につけることであなたの暮らしを豊かにすることもある

ということを知っていただきたいですね。

 

会社に入った時、仕事を教えられてきたと思いますが

不思議に思いませんでしたか?

 

難しそうな仕事を先輩はサクサクこなしているのに自分はなかなか出来ない、、みたいな。

やり方は聞いたのに、やってみたらうまく出来ない。

それは経験値が足りないから?自分が不器用だから?

 

それは違います。

 

教える人に伝えるスキルがないからです。

 

仕事ができる人と教えるのが上手い人は全く別物です。

 

ですが、教育係はベテランに任されることが多く

教えることに興味のない人に教えられても意味がわかりにくいことが多いのです。

なぜなら「伝える気がないから」。

 

もし、教えることが好きな先輩がいたらラッキーですね。

そんな先輩と会えたら運がいいと思うほど、そんな先輩はあまりいないのです。

 

では、教えることがうまい先輩は何をやっているのか?

それは教える人のことをよく『見て』、『性格や』、『得意不得意』を考えた上で

物事の説明に入るからです。

 

伝えることを最優先として、相手のことをみていることが特徴ですね。

 
このように心理学を取り入れた教育は

確実に後輩を「出来る人材」にすることが出来るのですが、

 

問題は、それが出来る人(心理学が出来る人を)を育てないといけない状態が現状です。

 

企業の教育部は、研修で精神論を教えるだけでなく、

実用的な心理学を深掘りしたセミナーを研修でやることの方が有意義ですね。

 

3. コミュニケーションスキルとは?

コミュニケーションスキルとして、先天的なものも強いですが、

もちろん後天的に身につけることも可能です。

 

コミュニケーションとは思いやりです。

主張と協調性を良いバランスで保ちながら会話したりすることが大事です。

 

サッカーやバスケットのようなチームプレーと同じですね。

パスを出す側と受ける側の意思疎通をしないと成立しません。

 

声かけをしたり、アイコンタクトをしたり普段の練習中から何気ない話をしたり

好みを知ったり、性格をつかむところまでお互いに心を開ける状態が理想です。

 

ですが、、、まぁ理想なんですよね。

 

友達とかならまだしも、職場の先輩と後輩って

つまらないプライドが邪魔をしてうまくいかないんですよね。

 

スポーツとかなら目的が同じで意識が高いから、

後輩が先輩に強く言っても成立するんですけど

 

会社って社員とか契約社員とかアルバイトとかいろんな立場があって

目的意識がバラバラだから意思疎通なんて基本無理なんですよね。

 

それでも諦めたら終わりなので、自分の周りの好きな人くらいは

良いコミュニケーションを取れる努力は忘れないでおきたいものです。

 

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4.教育者としてのカリスマ性


何事も前を走る為にはある程度「力」がないと誰もついてきてくれません。

 

「力」とは仕事が出来るだとか、どんな魅力かは人それぞれですが

それが「カリスマ性」ってことですね。

 

なにかの「我」というか、やりたいことを通す為には少なくとも「反発」が起きるので

それを乗り越える強い意思は必要です。

 

もし周りにいる良き先輩の意思に賛同できる時はついていけば良いと思いますし、

 

自分が先頭を走ると思った時は、

「行動」と「コミュニケーション」をとることを大事にしましょう。

 

教育者とは一種の師弟関係のようなものです。

 

それは年齢など関係なく、同じ「意思」を共有して、

 

仕事ができる素敵な関係性なのだと思います

 

まとめ


今回は心理学を利用した教育方法について書いてきましたが、

会社の教育制度はトップが変わるまで中々変わりにくいです。

 

しかし、いつ変わったとしても対応できる柔軟な考え方というのは

心理学を学べば成長を止めることは無くなります(対象が人だから)。

 

心理学を深く学ぶと日常生活や恋愛などでも力を発揮しますし、

仕事も楽しくなることが多いので

この機会に一度どんなものがあるか試しに読んでみるのはいかがでしょうか?